宇賀神

宇賀神氏は藤原北家秀郷流佐野氏の支流.栃木県佐野市出流原町にある磯山弁財天を発祥の地とする.磯山弁財天は天歴22[948]年に藤原秀郷が創建したという経緯を持つ.

藤原秀郷が江ノ島の弁財天を勧請したものとされ,頭上に宇賀神像を頂く8本の手を有する弁財天をご本尊とする.宇賀神は宇迦之御魂神と呼ばれる日本古来の神が起源であり,弁財天はヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー[Sarasvatī]が仏教に取り入れられたもの.つまり,宇賀神と弁財天は元々は別々.それが比叡山・延暦寺において神仏習合して弁財天として一体化されて祀られるようになった.


出典:国土地理院地図[電子国土Web]に一部追記.

#栃木県 #佐野市 #出流原町 #上町 #下町 #渥戸 #石塚緑町 #後山 #久保 #曲田 #戸奈良町 #椿 #川原 #芝宮

日本史 法制史

new 松日楽 江刺家 山科家 今出川家 紙屋河