赤山禅院
 叡山電鉄の出町柳駅から乗車して修学院駅で降りる。改札を抜けてすぐ右側に踏み切りを渡る。そこから突き当たりまで真っ直ぐに歩く。突き当たりの横断歩道を渡って左へ。少しいくと川が流れている。この川に沿って歩いていくと修学院離宮に出る。そのすぐ傍にあるのが、皇城裏鬼門として知られる赤山禅院。実は、ここ紅葉の名所とされる割には訪れる人が少ない。
  

 実は、ここは非常に面白いところでもある。裏鬼門を守るということに由来するのであろうか。
 この泰山府君(赤山大明神)というのは陰陽道の神様。つまりは、神様を祀っていることになる。
それでは、ここは神社かというと、比叡山延暦寺の別院。そもそも、慈覚大師円仁が中国は唐は赤山法華院で修行したことに起源を持っている。慈覚大師は帰国後に日本にも赤山禅院を建立しようとし、その意思を受け継いで弟子の安慧が仁和4(888)年に勧請したのが赤山禅院。
このように由来からすると、赤山禅院は神社というよりは寺院ということになる。
ちなみに、(源流は大陸にあるにせよ)陰陽道というと日本で発達したものであり、直接に泰山府君と陰陽道とは結びつくものではない。これを結びつけたのは安倍晴明であるという。
京都市左京区修学院関根坊町
 


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