青森県
青森県は、津軽為信に始まる津軽藩の領地に当たる津軽地方と南部信直を祖とする南部藩の領地の一部に当たる県南地方とを合わせて設立された。
両地方の境は、平内町・野辺地町の辺りであり、現在でも藩境塚が残る。
津軽藩は明治維新の折に、奥羽越列藩同盟を抜け明治政府側に付いた経緯から、従来の中心地である弘前がそのまま維新後の政庁とされた。しかし、廃藩置県によって北海道の一部を組み入れた非常に大きな地域が「弘前県」とされると、地理的な中心である青森に県庁が移転され、県名も「青森県」となった。
青森県には、八戸市にある櫛引八幡宮に長慶天皇の御料と伝えられ、奈良春日大社の「赤糸威鎧」と鎌倉期の2大傑作とされる「赤糸威鎧兜」、根城南部家7代南部信光が、南朝の後村上帝から拝領したとされる「白糸威褄取鎧兜」の2領の国宝がある。
その他にも、最勝院や岩木山神社、弘前八幡宮など重要文化財を有する。





[市部] 青森市 | 弘前市 | 八戸市 | 黒石市 | 五所川原市 | 十和田市 | 三沢市 | むつ市 |

[東津軽郡] 鰺ケ沢町 | 木造町 | 深浦町 | 森田村 | 岩崎村 | | 柏村 | 稲垣村 | 車力村 |

[中津軽郡] 岩木町 | 相馬村 | 西目屋村 |

[南津軽郡] 藤崎町 | 大鰐町 | 尾上町 | 浪岡町 | 平賀町 | 常盤村 | 田舎館村 | 碇ケ関村 |

[北津軽郡] 板柳町 | 金木町 | 中里町 | 鶴田町 | 市浦村 | 小泊村 |

[上北郡] 野辺地町 | 七戸町 | 百石町 | 十和田湖町 | 六戸町 | 横浜町 | 上北町 | 東北町 | 天間林村 | 下田町 | 六ケ所村 |

[下北郡] 川内町 | 大畑町 | 大間町 | 東通村 | 風間浦村 | 佐井村 | 脇野沢村 |

[三戸郡] 三戸町 | 五戸町 | 田子町 | 名川町 | 南部町 | 階上町 | 福地村 | 南郷村 | 倉石村 | 新郷村


青森県の文化財
青森県立郷土館
青森県埋蔵文化調査センター
青森県美術館