相模宿禰

相模国の旧族。伊波の代に中央に出て大和朝廷に仕え相模宿禰を賜姓される。天平宝宇8(764)年に恵美押勝の乱平定の軍に参加し、故郷の地相模の国造に任命される。しかし、相模国に戻ることなく畿内に留まり、大和国添上郡を新たな本拠地とした。