聖寿寺館[本三戸城]


2019/04

聖寿寺館は青森県三戸郡南部町小向字聖寿寺にある城で別名を本三戸城という.三戸南部家11代信長から24代晴政まで約200年間,三戸南部家の居城であった.

天文8[1539]年に,南部晴政に遺恨を持つ家臣赤沼備中が家老奥瀬安芸を斬って城に放火.これによって,本三戸城は燃え落ちた.なお,赤沼備中は下斗米将家によって討ち取られた.

その後,三戸南部晴政は三戸城[留ヶ崎城]を築城し,本拠地を移した.

聖寿寺という名前は三戸南部家の菩提寺に由来.

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