日本橋


<2009_06>

日本橋川に架かる日本橋.

現在の橋は19代目とも20代目とも言われていますが,初代は1603年4月14日[慶長8/3/3]に架けられたのだとか.

日本橋川は小石川橋で神田川から分流して永代橋の辺りで隅田川に注ぎ込みます.但し,かつては日本橋川は平川と呼ばれ,小石川沼を水源とし水道橋辺りを経て南下して,日比谷の入り江から東京湾に注ぎ込んでいたといいます.この流れが太田道灌の手によって隅田川に注ぎ込むように河川改修されます.さらに,徳川家康によって,神田台地が掘り下げられて,上流は神田川と繋がり,下流は道三堀・外濠に繋ぎかえられました.そして,1959[昭和34]年に呉服橋付近を残して外濠川が埋め立てられたことで,残った流れが日本橋川となります.

日本橋と言えば,この日本國道路元標.ここから全てが始まります!日本橋が日本の道路の起点だと定めたのも徳川幕府.1604[慶長9]年のこと.

1935年に築地に移転するまで,日本橋と江戸橋の間の日本橋川の北岸には魚河岸がありました.本船町から本小田原町一帯に当たります.ちなみに,青果市場は神田須田町辺りの江戸八辻ヶ原にありました[神田青果市場跡].

北町奉行所跡
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裏河岸・西河岸橋