龍閑川

日本橋川から北東に浜町川まで掘られた堀が龍閑川.1658年に,宝暦の大火の後に火除け地として広小路が築かれた場所に,日本橋川から堀割され,当初は神田八丁堀と呼ばれていましたが,日本橋河口付近に江戸殿中接待役井上竜閑の屋敷があったために龍閑川と呼ばれるようになったといいます.浜町川と合わせて龍閑川とも呼ばれます.

龍閑川に最初に架かる橋が龍閑橋.龍閑川は一度は埋め立てられますが,1883[明治16]年に復活.しかし,戦後の残土処理にために1948[昭和23]年から1950[昭和25]年に掛けて再び埋め立てられました.その痕跡は狭い路地として残っています.また,龍閑橋も保存されています.


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